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2|設計プロセスの創造的展開に関する研究

学生の設計プロセスを研究対象とし、設計過程が創造的な方向に向かう場面の特性を分析した。設計過程で様々な見方で設計対象を表現するタイミングが存在し、そのようなタイミングにおいて、厳密に定義できない「仮想行為」が様々な環境や設計対象を認識させる具体的なきっかけになっている様相を明らかにした。

設計者がイメージする空間への人間のおかれ方を「仮想行為」として抽出し、空間を生み出す設計行為の関係性を考察した。設計過程で空間知覚の基本的なパターンを抽出しつつ、その組み合わせをより高次に重ね合わせてゆく様相を考察している。

次年度は、設計する空間を疑似的にとらえ、その様子を「行為」と「環境」と「対象」を学生設計課題の発話から抽出、その完全性と不完全性に着目し、考察した。被験者となった学生は不完全な表現が併存する時期に、空間を創造的に認識していることから、設計過程において不完全な行為表現が設計を進める駆動力となっていることを示唆している。

平成10年7月発表

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  • 業務上の立場 主研究者
  • 従事年間 2年間
  • 備考 修士学位論文発表
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