図書館建築だと、特にね。
ブログの流れでわかると思いますけど、東京都北区の歴史的建造物を図書館に転用した建物をみてきました。私は参加してませんが、もとの事務所でプロポーザルに参加した 結果、負けてしまったもの。多くを語る資格はないのですが、これは設計する上で、歴史的建造物を使わなければいけないという条件が、大きな足かせになってしまったのかな、と思わざるを得ない建物でした。
元々の再利用まえの建物は、赤レンガ倉庫が2列並んでいて、その中の軽快な鉄骨トラス構造が美しかったのですが、結局それを活用したところは、1/4だけ。
歴史的建造物の配置やその活用にに縛られてしまった図書館の計画になっているので、天井の高さが縛られてしまい、蔵書がすでに満タン状態だったり、書架の高さが中途半端なので、サイン計画的に本を見つけにくい配置になっているな、と感じてしまいました。
赤レンガと調和させるやり方は、新旧の対峙をもう少し丁寧にデザインしたほうが良かったのではないか。そういう余裕がない体制での設計だったのかな、と色々考えてしまう図書館でした。
やっぱり床荷重で苦しんだのかな? 景観的にも、この歴史的建造物を貢献させたかったんじゃないのか、いろいろ、もやもやします。
あーあ、結局文句ばっかりになっちゃった。人の建築を論評するのは難しいですね。

コンクリートの建物にレンガ建物が刺さってるように見える。これは、デザインの対峙のさせ方にもう一工夫あってしかるべきでは?

公園からレベルを変えてアプローチできるようになっているのだが、その関係は主玄関からはあまり見通すことができない。このあたりは意見が分かれるかもしれないが、規模的には全体造が見える構成のほうがいろんな使い方が思い起こせて楽しいと思う。