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私が住んできた家の間取りを思い出してみた④

群馬県群馬郡群馬町の名称インパクトと所ジョージ

おじいちゃん、おばあちゃんの家に年賀状を書くので、分かってはいたものの、私の両親は二人とも群馬県群馬郡群馬町(当時)の出身です。たしか、所ジョージがやっていた深夜放送で「進めおもしろバホバホ隊」というラジオ番組があったと思います。当時はリスナーは葉書にいろいろ書いて、投稿し、それを深夜放送で読んでもらうのが楽しみの一つだったのですが、ネタよりも、住所が面白いからという理由で葉書を取り上げてもらったという思い出があります。面白い住所だと自分でも思っていたので確信犯ではあります。

うちの両親は、ここで住宅すごろくの上がりを手に入れました

ここで、両親は住宅すごろくの上がりにたどりつきました。夢の庭付き一軒家です。みんなで住宅展示場廻りをして、あーでもないこーでもないと言っていたのですが、大体見積をとると、父親の表情が曇ってしまうのです。そんな中、父親が広告をもってきて「おい、新発売で、限定●●棟で格安バーゲン中だ。」ということで、ミサワホームにお願いすることになりました。

当時新発売の「ミサワセラミック住宅」早く言えばALCみたいな材料でできた家です。外壁自体に気泡が入っているため、多少の断熱効果があり、部屋の内側と外壁が同じ材料になっているところが実家には結構あります。冬は冷たいですけど、結露するほどではありません。(当時の断熱基準なんで、断熱性能なんてたかがしれてますが。)

※ この商品、ミサワホームから切られてしまいました。やっぱり、断熱性能を今の基準に合わせようとすると不利なんでしょうね。

この建物は工場でユニットを制作し、現場は基礎工事だけ終わっていればよい商品。父親から「明日家ができるからな」といきなり言われ、父親と車で見に行ったら、もう組み立て済で、真っ白い箱の家が榛名山のふもとに出来上がっていたのでした。もちろん、内装工事等はそれなりに残っていたと思いますが、確か、現場工期30日で出来上がることが売り文句だったので、予想以上に早くできちゃった。なので、引っ越しも早くすることになり、倉賀野小学校の卒業まであと5か月なのに、群馬町の金子南小学校に転校することになりました。ちょっとびっくりな展開でした。(なお、しっかりした家です。お金さえあれば、一度、手を入れて、次のステージにもっていきたい野望があります。)

組み立て風景例

この家を実家とし、私の本籍地もここにしました

私の本籍地は、この家です。父親の考え方で結婚したら自分の両親の家を本籍にしろっていうことでした。当然母は健在ですが、私の実家といえるところはここです。そういういこともあって、割と隅々まで、どうなっているか、設備の傷みはどうか、とかまでわかっちゃってます。

この家も、リビングに行かなくても自分の部屋に行けちゃいます。でも、おなかが空く一番のお年頃じゃないですか。だから、リビングには一番初めに入って、何か食べてから自分の部屋に帰るルーティンが確立していた時期なんですね。そういう点で、倉賀野の家とはちょっと違っているのかな、と思います。

この家で中学1年生から高校3年生までの6年間を過ごしました。自分の部屋は、2階の北側の部屋。私が家を出たあとに、妹の部屋になりました。実家に帰った時は別の部屋で寝ています。

田舎という言葉への認識の変化

自分自身は、「田園地帯」に住んでいる自覚ありありでした。目の前が養豚場だったり、帰り道で牛が放されていたり、そこらじゅうで桑の葉を育てていて集合養蚕場があったり・・・田園地帯でしょ?。それでも、車がある生活で、自転車で1時間かからず高崎の街に出られて、友達と遊びに行って映画も見られるし、実際、中学生まではそれほど「田園地帯」であることに卑屈にはなってなかったのです。

ところが、高校生になって自転車で14キロの道のりを毎日通学、ラグビー部で遅くまで練習するようになると、街の子は帰りにラーメン屋によってラーメンを食べても帰宅は9時を回らないのに、それをやったら9時過ぎだよとか。大雪が降ると、しばらくの間路面凍結で、早朝通学、転倒の恐怖におびえなくてはいけなかったりとか。

そういう事実が積み重なってくると、周りから「田舎から通学している子」レッテルが貼られてしまうんですね。「田舎」とはコッチがわからの認識じゃなくて、街の子が「自分たちと違う」ということで区別されるにすぎないのですが、いつのまにやら私の頭の中は「田園地帯」→「田舎」という言葉に自分の地域が置き換えられていきました。最後は「俺、群馬町だから」と自虐的にネタにするようになっていったのです。

大人になった今なら、そういう風には思わない自信があります。思い返すと子どもの年齢と住む場所って、これまでの3回分のコラムも含めて結構センシティブな問題なんだなと。

子育てを終えつつある段階で気づいて、何か役に立つのかな、立てばいいな、と思います。

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